HOME | 畳の豆知識

畳替え(畳工事)

新畳
畳の下地(床)、ゴザ(表)、縁など全て新しいものに取り替えます
表替え
畳の下地(床)はそのまま使用し、表のゴザの部分と縁を新しく取り替えます
裏返し
表のゴザの部分を取り外し、裏側を表にして縫い直します。縁は新しく取り替えます
(表のゴザは両面使えます※ゴザの痛みの激しいものは裏返しできません)
畳床

目に触れる機会はないですが、畳の芯材のことです。以前はワラを使用したものが大半でしたが、現在ではインシュレーションボードとポリエチレンフォームを重ねた建材床が主流です

  • ワラ床
    ワラ床
    昔ながらの、ワラを何層にも重ね合わせたもの。畳ならではの感触や味わい、吸放湿性・耐久力・復元力という点で一番優れている
  • ワラサンドウィッチ床
    ワラサンドウィッチ床
    ワラの間にポリエチレンフォーム・インシュレーションボード等を挟み込んだもの
  • 建材床
    建材床
    ワラを一切使用せず、ポリエチレンフォームやインシュレーションボードを使用したもの。ダニ・カビが繁殖しにくく、断熱性・防音性・耐久性等に優れている
畳縁

畳縁は畳の長い辺につけられる布のことで、純錦や麻、絹や化学繊維など、様々なもので作られています

畳の縁は目立つので、色や柄で部屋の雰囲気が大きく変わります

昔は身分等によって利用できる畳縁に制限があったそうですが、現在ではもちろん、お客様のお好みで選んで頂けます


  • NO1

  • NO2

  • NO3

  • NO4

  • NO5

  • NO6

  • NO7

  • NO8

  • NO9

  • NO10

  • NO11

  • NO12

  • NO13

  • NO14

  • NO15

  • NO16

  • NO17

  • NO18

  • NO19

  • NO20

  • NO21

  • NO22

  • NO23

  • NO24

※サンプルをお持ちいたします。お気軽にお問い合わせください

畳(畳表)の種類・選び方

畳表は大きく二種類に大別されます

イ草など天然素材を使った畳表と、和紙や樹脂を原料とする化学表です

いいイ草の見分け方~4つのポイント

  1. 長さを比べる
  2. 経糸を比べる
  3. 色を見る
  4. 握ってみる

畳の寸法について

  • 本間間(京間)  191×95.5×5.5cm
  • 六一間(安芸間) 185×92.5×5.5cm
  • 三六間(中京間) 182×91×5.5cm
  • 五八間(江戸間) 176×88×5.5cm

畳(イグサ)の機能・効用

  1. リラックス効果
    畳の部屋はイ草が醸し出す香りで、疲れた身体を癒し、心を静めてくれます
    まるで森林浴をしているようなリラックス効果を与えてくれます
    また、集中力がアップし学習能力が向上するという研究データも出ています
  2. 保湿・断熱効果
    冬、室内の暖かい空気を外へ逃がさず、夏、高温の外気の進入を防ぐ働きをします
    だから夏は涼しく、冬は暖かいという効果があるのです
  3. 吸湿・放湿作用
    梅雨時などの湿気の多い季節は水分を吸収し、逆に室内が乾燥してくると蓄えた適度の水分を放出するというエアコン作用を備えており、高温多湿な日本の気候に最適です
  4. 弾力性
    空気を含んだ畳には適度な弾力性があります
    お年寄りや小さな子供さんが万一転んでも衝撃を和らげてくれるので安心です
  5. 吸音・遮音性
    畳のある空間は静かです。畳の中の空気が音を吸収してやわらげてくれます
    弾力性に加え、この吸音効果で音や振動を抑える作用があります
  6. 浄化作用
    イ草には人体に有害な二酸化窒素を吸着する作用があり、知らず知らずのうちに 室内の空気をきれいにし、健康な環境づくりに役立っています
  7. 抗菌作用
    イ草には抜群の抗菌性があることが研究で明らかになっております
    O157などの食中毒菌や腐敗細菌、また水虫の原因となる白癬菌などにも効果が示されています